今日は、体調不良で、勤務中にパニック状態になってしまった。
これはヤバイ。職場で狂気の様相を披露するわけにはいかない。 あわてて休暇をとって、主治医の元へ直行した。 私はエキセントリックな性格だ。 集団生活・社会生活には不適合だ。 しかし、遊んで暮らせる資産もなく、とびぬけた才能もない。 そのため、平凡な社会人としての人生を歩む以外に選択肢がなかった。 これはつらく苦しい闘いであった。 幼稚園児時代から今日に至るまで、私は傷つき、不平不満をため込み、ストレスにさらされた。 こうしたトラウマやフラストレーションやストレスを、「心の中の袋」に閉じ込めて生きてきた。 しかし、この「心の中の袋」が暴れて、しばしば精神の病気となって現れた。 精神科通院歴は20年を越えた。 本年1月中旬に起こった精神疾患は、今までになく苦しいものだった。 私は主治医の示唆に従い、1ヶ月間の自宅療養中に、「心の中の袋」を自分の意思で破った。 そして、その中にあるトラウマやフラストレーションやストレスを一掃しようと試みた。 これは書くことによって為された。 現在の病状、病気の要因となったであろう過去のできごとなどを、思い付くままに、支離滅裂に書きなぐった。 ノート1冊が3~4日でいっぱいになるペースで書きなぐった。 こうして、薬剤の力も借りつつも、自身の手で、抑圧を解いていったつもりであった。 職場復帰は順調だった。 しかし復帰後約1ヶ月で再び不調になり、自宅療養に逆戻りした。 このときの落胆は大きかった。 幸い症状は前回より軽く、1週間で職場に復帰できた。 それから1週間後の今日、またしても再発した。 そもそも病は完治していなかったのだ。 自ら破った「心の中の袋」は、破れたままの状態になっている。 その破れ目に、何らかの刺激・ショック・ストレスが当たると、たちまち精神が失調するのだ。 だから、この「破れ目」が塞がるまでは完治しない。 「破れ目」は、自分自身の力で繕うしかない。 現在は体力・気力がひどく低下しているので、「破れ目」を繕うことができない状態だ。 「ゆっくり、時間をかけて、「破れ目」を繕っていかなければならない」と主治医は言う。 スポンサーサイト
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