五臓六腑といわれるように、臓と名の付く器官は5つある。
(六臓六腑という説もあるが、ここでは無視する) 東洋医学に造詣の深いアメリカの医学者ナラハミテ博士は、6番目の臓を発見し、これを六臓(ROKUZO)と名付けた。 六臓は健康な人には存在せず、死期がせまった重病人の体内にのみ「発生」する。 発生する場所は一定ではないが、心臓や肺の陰に発生することが多いという。 六臓は小指の先程度の小さな肉の塊で、患者の死の直前に、数秒間「トットットットッ」と激しく律動する。 六臓が律動をはじめると、もはやどんな手段を講じても患者を生かすことはできない。 ナラハミテ博士は、六臓を「死を完成させるための器官」と呼んだ。 そして、六臓は、魂を浄化させ、天国へ昇るための「エンジンのようなもの」であると主張した。 ナラハミテ博士の学説は、当然医学界から無視されたが、オカルト関係者からは歓迎された。 ナラハミテ博士は、六臓のはたらきを調べるため、非情な人体実験を行ったといわれている。 患者をわざと見殺しにして、死にゆく患者の六臓の観察を行ったというのだ。 ナラハミテ博士は、患者の遺族に告発され、逮捕された。 証拠不十分で刑事罰は逃れたが、医学界から追放されたナラハミテ博士は、麻薬におぼれ、極貧のうちに窮死したという。 しかし、ナラハミテ博士は、オカルト界の伝説の人となり、博士をたたえる歌が作られた。 一臓はイッヒッヒ 二臓はニンニンニン 三臓はサッサッサ 四臓はシッシッシ 五臓はコッコッコッコッコ 六臓はトットットットット ナラハミテ ナラハミテ ナラハミテ ナラハミテ ロンリー ロンリー ナラハミテ ロンリー ロンリー ナラハミテ ロンリー ロンリー ナラハミテ ナラハミテ ナラハミテ ロンリー ロンリー ナラハミテ スポンサーサイト
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